うつ症状診断…気楽な人生を楽しもう
公開日:
:
介護
人は誰でも落ち込んだり絶望したりする事があります。
それらを「うつ症状」といいます。
でも「うつ症状」と「うつ病」は別!
まずはこちらで「うつ診断」をしてみてください。
2,3分で済む簡単な診断です。
→「うつ病~こころとからだ」サイトへ
どんな元気な人でも、
気分が落ち込むときや、無気力になる時…
崖っぷちに立たされたような気分になる時があります。
そう、「うつ症状」とは
誰がなってもおかしくないほど身近な症状といえます。
しかしながら、「うつ病」とは
単に「うつ症状」がでるという事だけではなく、
強いうつ症状が発生し、二週間以上苦しい状態が続く場合に発症を疑います。
もし、「うつ病」が疑われたなら、
自分では対処することはできませんので、専門医の治療が必要となってきます。
うつ病は脳の病気です。
人間の脳内では、情報を伝達するためにさまざまな神経伝達物質が働いており、
そのうちセロトニン、ノルアドレナリン、ドパミンの三種は、モノアミンと総称されています。
一説に、うつ病は、このモノアミンが減ることで引き起こされるとされています。
Leonard, B. E. et al.: Differential Effects of Antidepressants, 1999, pp.81-90, Martin Dunitz Ltd, London, 改変
監修:東京女子医科大学医学部精神医学教室主任教授 石郷岡純先生
うつ病は、単なる気持ちの問題ではありませんので、
気力では絶対に治癒しません。
「専門医による治療が必要な病気」なのです。
「こころ」と「からだ」の症状
うつ病は、単なる気分の落ち込みだけではなく、
からだのだるさや辛さなど…
「こころ」や「からだ」にいろんな症状があらわれることが考えられます。
「こころ」の症状では気分が重苦しい、
やる気が出ない、
すべてを悪い方向に考えてしまいます。
「からだ」の症状では体がだるい、
頭や肩などの痛み、
眠れない、眠りが浅いなどの症状が出てきます。
人によっては、「からだ」の症状をより強く感じて、
「こころ」の症状がみえにくくなっていることもあります。
うつ病になると認知症リスクも高まります。
早めに専門医に見てもらいましょう。
1)厚生労働省ホームページ:知ることからはじめようみんなのメンタルヘルス
http://www.mhlw.go.jp/kokoro/speciality/data.html
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