認知症になりにくい生活習慣って…。
最近、認知症の事をよくマスコミが取り上げるようになりました。
それはなぜか…2013年の調査では全国で462万人の患者が確認されており、さらに増加傾向にあり大きな社会問題となっているためなんです。
65歳以上の高齢者の実に15%、
85歳以上だと40%が認知症と診断されています!
もちろん、高齢になると誰でも認知症になるわけではありません。
どのような生活をしていると認知症になりにくいんでしょうか?
もし、認知症になりにくい生活習慣を身に付ければ、認知症を予防したり、認知症になる時期を遅らせる可能性があると言えます。
認知症になりにくい生活習慣
認知症の原因の約60%を占めるアルツハイマー型認知症の発症に、
環境の影響が大きく関わっていると考えられています。
アルツハイマー型認知症になりにくい生活習慣とは
食習慣では野菜・果物(ビタミンC、E、βカロチン)をしっかり食べる。
特に青魚(DHA・EPAを含む)をよく食べる。
赤ワイン(ポリフェノール)を飲む。(飲み過ぎは問題外!!)
運動習慣では週に3日、30分以上の有酸素運動をする。
対人接触として人と話す機会をつくる。
知的行動習慣として文章を書いて読んだり、好きな趣味を持ち続ける。
ブログを書いたり、テニスをしたり…一緒にどうですか?
アルツハイマー型認知症になりにくい生活習慣のうち、食習慣と運動習慣で脳の生理状態を良好に保ち、対人接触と知的行動習慣で認知機能を重点的に使い機能の改善や維持を図ります。
認知症になる以前に低下する3つの機能と鍛え方
認知症という病気に至る前段階では、通常の老化とは少し異なる認知機能の低下がみられます。
この時期に最初に低下する認知機能が、
エピソード記憶、注意分割機能、計画力と言われます。
エピソード記憶を鍛える
自分の体験したことの記憶を思い起こす。
1日遅れ、2日遅れの日記をつけてみる。
買い物後にレシートを見ないで家計簿をつける…など。
注意分割機能を鍛える
複数のことを同時にやってみること
周囲に適切な注意を配る。
料理を作る時、一度に何品か同時進行で作る。
人と話す時、相手の表情や気持ちに注意を向けながら話す。
仕事や計算をテキパキと行う、など。
計画力を鍛える
新しいことをする時、段取りを考えて実行する能力
効率のよい買い物の計画を立てる。
旅行や探検(笑)の計画を立てる。
頭を使うゲーム(マージャン、囲碁、将棋など)をする。
やり慣れたことではなく新しいことをやる。など。
どの機能から低下し始めるかは個人差がありますが、認知症になりかけの時に落ちやすい機能を集中的に鍛えることが、認知症の発症を遅らせるためのより直接的で効果的な方法だと考えられます。
長続きさせるコツ
認知症の予防には、認知症になりにくい生活習慣を身に付け、長く続けていくことが大切です。
興味のあることでやってみる。 (面白い、楽しい、役に立つ)
仲間と一緒にやる (仲間がいると長続き)
今、私が興味を持っている氣質学なんて最適です。
(よかったら、そのブログを見てくださいね)
http://www.hasegawataka.com/blog/319
今からなら遅くありません!
私と一緒に鍛えましょう(笑)
京都・伏見で介護の相談は やさしい手京都南
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